半落ち

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半落ち



【著作者】横山秀夫
【出版社】講談社
【カテゴリ】 文学・評論 文芸作品 日本文学 ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

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半落ち


個人的評価


【総合】★★★☆☆
【ストーリー】★★★☆☆
【感動】★★★★☆
【エクサイティング】★★☆☆☆
【リアリティ】★★☆☆☆
【啓発要素】★★☆☆☆


ストーリー


W県警捜査一課強行犯係指導官
志木和正

連続少女暴行魔の捜査の指揮をとっていた
直通電話での身柄確保の報を緊張して待っていた

そんな時一本の電話が入ったことを部下の土倉から伝えられる
中央署からの電話

石坂となのる署員は困惑していた
女房を殺したと自首があった
本部教養課次席の梶警部が

連続少女暴行魔犯の確保の為突入したところ農薬を飲まれてしまった一報のすぐ後
加賀美本部長から梶の件にあたるよう指示の電話

志木は梶を取り調べることになる

梶は、妻から息子を忘れる前に母親のままで死にたいとの言葉をうけ
アルツハイマーを患った妻を不憫に思い、手に掛けたことを認めた

しかし、梶は犯行後、自首までのことは語らなかった


感想


横山秀夫さんの警察警部の嘱託殺人を描いた小説
その物語から人気を博し映画化もされた作品

梶はどうしても犯行後の行動を語らない
梶の人柄を知っている志木はなぜ語らないのか不審に思う

警察の保身
検察との駆け引き
様々思惑が絡む緊迫のやりとりが描かれています

最後に分かる犯行後の行動の真意
やさしさが報われるわけではない人の世に想いを馳せてしまいます

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