呪護

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呪護


【著作者】今野敏
【出版社】KADOKAWA
【カテゴリ】 ミステリー・サスペンス・ハードボイルド 文学・評論

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呪護


個人的評価


【総合】★★☆☆☆
【ストーリー】★★★☆☆
【感動】★★☆☆☆
【エクサイティング】★★☆☆☆
【リアリティ】★★☆☆☆
【啓発要素】★★☆☆☆


ストーリー


少年課勤務の富野と有沢はある少年による傷害事件を担当することになった
西条という17歳の少年が教師である中大路を刃物で刺したのだった

捜査を開始し科学実験準備室で
中大路と西条の同級生である少女池垣との性行為を目撃し
池垣に想いを寄せていた西条が衝動的に刺した事件に思われた

しかし捜査を進める中で池垣と中大路、そして西条
それぞれが目的を持って行動していることが分かってくる

事件の真相と結末は・・・


感想


今野敏さんの作品を読むのは初めてなのですが
本作品は鬼龍光一シリーズの1つという位置づけのようです

少年による殺傷事件と生徒と教師の性行為という
インパクトある内容でストーリーが開始されますが
密教である立川流を背景にさらに予想出来ない展開に進んで行きます

宗教を舞台にした刑事物語という変わった世界観で
独特な世界感に惹き込まれる作品でした

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