ジェノサイド

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ジェノサイド


【著作者】高野和明
【出版社】角川書店(角川グループパブリッシング)
【カテゴリ】 KADOKAWA SF・ホラー・ファンタジー ミステリー・サスペンス・ハードボイルド 文学・評論 本屋大賞

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ジェノサイド


個人的評価


【総合】★★★★☆
【ストーリー】★★★★☆
【感動】★★★☆☆
【エクサイティング】★★★★☆
【リアリティ】★☆☆☆☆
【啓発要素】


ストーリー


ジョナサン・”ホーク”・イエーガー
民間軍事会社に所属

イラクで任務に合ったっている傭兵
元グリーンベレーのエリートであった

彼には命を賭けて戦う理由があった
金が要る
難病の息子の治療の為に

息子に会う自国に戻ろうとしたタイミングで受けた任務
時間を要する重大任務

息子の病状は悪化している
お金が必要だ

任務を受けることを決意する


感想


高野和明さんの作品
江戸川乱歩賞、山田風太郎賞等を受賞された方です

イラク戦後の難病の子供をもつ元兵士、人類学者、日本の学生、韓国留学生がアメリカ合衆国と戦う様が描かれています
人類が人類を超える神人類に遭遇した時、国は、人は、何を考えどう動くかのか・・・

序盤は謎だけが膨らむ構成ですが、戦いが始まると一気にスピードを上げて謎が解け、ストーリーが展開されていきます
恐らく本作品の作者は、日本の歴史観を含め国家に対し悲観的に捉え、その中で人個人の葛藤を意識しているのではないでしょうか

題材は現実的ながら非現実的な設定があり、リアリティの有無が散らばっていますが、スピード感があり楽しく読めました

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