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フーガはユーガ

【著作者】伊坂幸太郎
【出版社】実業之日本社
【カテゴリ】
ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
文学・評論
フーガはユーガ
個人的評価
| 【総合】 | ★★★★☆ |
| 【ストーリー】 | ★★★★☆ |
| 【感動】 | ★★★☆☆ |
| 【エクサイティング】 | ★★★☆☆ |
| 【リアリティ】 | ★☆☆☆☆ |
| 【啓発要素】 | ★★★☆☆ |
ストーリー
フーガ(常盤風我)とユーガ(常盤優我)は双子の兄弟である
兄であるユーガと弟であるフーガにはトラウマがあった
それはあの男、父に対するものであった
父は日常的に暴力を振るい彼らを支配し、彼らの絶対的な存在であった
ある日兄妹が帰宅中にある少女に出会う
道中拾ったぬいぐるみを少女に渡すのだが、その少女は交通事故で亡くなる
数年後彼らは数奇な巡り合わせから過去との闘いに向かうことになる
感想
彼らが成長し自らの意思で行動が出来るようになってくる
絶対的な存在というトラウマに対し、誰かを守ろうとそれを克服していく姿に感動しました
双子の兄弟が持つ特別な力やサイコパス的な登場人物により非日常的な世界が描かれています
作品は非日常な世界ですが、テーマとしては大なり小なり誰もが持つトラウマ等に対する克服について描かれており、自分が持つトラウマや劣等感に対し考えさせられる作品でした
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