オリジン

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オリジン


【著作者】ダン・ブラウン
【著訳者】越前敏弥
【出版社】KADOKAWA
【カテゴリ】 ミステリー・サスペンス・ハードボイルド 外国文学研究 文学・評論 文芸作品 英米文学 評論・文学研究

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個人的評価


【総合】★★★★☆
【ストーリー】★★★★☆
【感動】★★☆☆☆
【エクサイティング】★★★☆☆
【リアリティ】★★★☆☆
【啓発要素】★★★☆☆


ストーリー


ロバート・ラングドン教授は宗教象徴学者
ビルバオ・グッゲンハイム美術館を訪れていた
教え子であるエモンド・カーシュの招待を受けて

カーシュは非常に優秀な学生であった
卒業後はコンピュータ科学者として世界の先端を走り続けていた

ラングドンは美術館で着けるようにいわれだ音声ガイドに驚いた
作品について語り知己の効いた会話をする相手ウィンストン
なんとそれはカーシュが造り出したAIであった

そんな優秀なカーシュが今夜重大な発表をするという

われわれ人類はどこから来たのか
そしてどこへ行くのか

最新技術を使ったプレゼンテーションは美術館の聴衆を魅了していた
配信される動画は、世界中の視線を引き付けていた

しかし、突如エモンドは頭に受ける

コンピュータ科学者が発表しようとする世界を揺るがす真実
宗教界はその発表に脅威を覚えていたのだ

ラングドン教授とカーシュの発表を陰で支えていた美術館館長のアンブラは忍び寄る影から逃げ出した


感想


ダン・ブラウンさんのラングドン教授シリーズのうちの1作

人類の真実に対する、宗教界とコンピュータ界の対局とも言えるアプローチ
両者についてリアリティのある世界が描かれています

スペインの街並みや建造物などの細やかな描写は、ストーリーへ惹き込んで離しません

AI技術が発展し、技術的特異点(シンギュラリティ)が現実問題として議論される今
人類はどこに向かうのか考えさせられる作品です

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