鹿の王 水底の橋

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鹿の王 水底の橋


【著作者】上橋菜穂子
【出版社】KADOKAWA
【カテゴリ】 SF・ホラー・ファンタジー 文学・評論

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鹿の王 水底の橋


個人的評価


【総合】★★★☆☆
【ストーリー】★★★☆☆
【感動】★★☆☆☆
【エクサイティング】★★☆☆☆
【リアリティ】★☆☆☆☆
【啓発要素】★★★☆☆


ストーリー


清心教の祭司医である真那の呼び掛けにより、オタワル王国で天才的な医術師と言われるホッサル
助手で恋人のミラルは阿房那に向かうこととなる

清心教の発祥の地である阿房那でホッサル達は、皇帝の跡目争いという政治的争いに巻き込まれてしまう
そして、教義の驚くべき事実を知ることとなる


感想


上橋菜穂子さんの名作の一つ鹿の王の続編として書かれた作品です


鹿の王は未読ですが楽しめる小説でした 小説内では民族の違いそして宗教の違いによるお互いの理解の難しさが描かれています
宗教の違いによる「死」の考えの差から医術への考えの違いに対し医術師ホッサルが苦悩する姿に、価値観の差異を認めつつお互いを尊重するというテーマを訴えている作品でした

医術を題材としたファンタジーという非日常的な世界に魅了される小説でした
是非鹿の王の本編も読んでみたいと思います

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