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十二国記 東の海神 西の滄海

【著作者】小野不由美
【出版社】新潮社
【イラスト】山田章博
【カテゴリ】
文学・評論
文庫・新書・ノベルス
新書・文庫
新潮社_HQP
歴史・時代小説
東の海神(わだつみ) 西の滄海 十二国記 3 (新潮文庫)
個人的評価
| 【総合】 | ★★★★☆ |
| 【ストーリー】 | ★★★★☆ |
| 【感動】 | ★★★☆☆ |
| 【エクサイティング】 | ★★★☆☆ |
| 【リアリティ】 | ★☆☆☆☆ |
| 【啓発要素】 | ★★★☆☆ |
ストーリー
雁国の延麒である六太
蓬莱で産まれ、戦火に追われた両親に捨てられた
そして死にかけていた所を女怪に救われる
その後延麒は蓬莱である男に出会う
小松尚隆
小松水軍の統領として村上水軍と戦をしていた
圧倒的な戦力差に小松水軍は一方的に敗戦する
国を領民を失った尚隆に、延麒は問う
国が欲しいかと
そして、尚隆は雁国の国王に就く
尚隆の治世下で延麒に訪問者が現れる
延麒と同じく親に捨てられ死にかけていたところ、妖魔に救われ育てられ生き延びていた少年
育てて貰った妖魔と共に生きるには、人とは一緒に生きられず孤独に生きていた
延麒は少年に街で生きることを提案するが、妖魔と離れることは出来ないと断る
そして延麒は、名も覚える前に捨てられた少年に更夜と名付け別れたのだった
その少年が青年となり会いにきたのだった
この再開は雁国に一石を投じるものになっていく
感想
小野不由美さんのファンタジー小説シリーズ、十二国記
蓬莱と雁国は違えど共に親に捨てられ身寄りの無い身
そんな二人を救う者、出会った者、信ずる人
そして己の思いで歩む人生
それぞれが選択していく人生の先の違いに
人生での出会いやきっかけ、そして自分の意思の重さを感じる話でした
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