運命の人

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運命の人


【著作者】山崎豊子
【出版社】文藝春秋
【カテゴリ】 ノンフィクション 文学・評論 文芸作品 文藝春秋ストア 新書・文庫 日本文学

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個人的評価


【総合】★★★★★
【ストーリー】★★★★☆
【感動】★★★☆☆
【エクサイティング】★★★☆☆
【リアリティ】★★★★★
【啓発要素】★★★★☆


ストーリー


戦後の日本
大きな節目を迎えようとしていた

沖縄返還

新聞記者である弓成亮太
沖縄返還に関する機密情報を手に入れる

考えた上この情報を野党議員に流すことを決意する
情報は政界を騒がせた

その結果、弓成と情報源である外務省の外務審議官付き事務官である三木昭子
2人は国家公務員法違反で裁判に掛けられることに


感想


山崎豊子さんの西山事件を題材とした小説
冒頭の一文「この作品は事実を取材し、小説的に構築したフィクションである」に強い印象を受けます

事件について、立場、雰囲気により社会の流れが変わる様子
弓成記者を支援する者、離れる者
西山事件の当時の情勢を知らずとも、リアリティを持って状況を訴えてきます

最後の弓成記者の沖縄の生活の描写
沖縄戦の様子、沖縄での米兵の犯罪
山崎さんの戦争や平和への考えが凄く伝わってきます

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